LG OLED B5|48/55/65型の入門有機EL

掲載内容は一般的な情報提供を目的としたもので、特定のテレビ・販売店の購入を勧誘するものではありません。
LG B5は48〜65V型の3サイズ。VRR最大120Hzやチューナー数2などC5・C6との違い、有機ELの寿命7〜8年の目安を公式仕様と売り場証言で確認しました。価格は全サイズ未確認のオープン価格です。
サイズ: 48/55/65型
価格: オープン価格(実売は購入先で確認)
このシリーズはどんな人向けか
LG OLED AI B5は、48V型・55V型・65V型の3サイズです。同じLGの有機ELでも、CやGの付くシリーズとは仕様表がはっきり違います。公式の商品名も「OLED evo AI C5」に対してB5は「OLED AI B5」で、evoが付きません。6問の診断の答え方でいうと、次のような人が候補になります。
- 部屋の明るさ/夜に見る時間が長い、または昼もカーテンを閉めて見る。有機ELを選ぶかどうかの分かれ目は、まずここです。
- 主に見るもの/映画やドラマが中心で、ゲームは遊ぶとしても対戦の勝ち負けにこだわらない。B5のVRRは最大120Hzで、C5の144Hz・C6の165Hzには届きません。
- 予算/有機ELの価格帯のなかでは下から見ていきたい。ただしLGはオープン価格で公式ページに価格の表示がないため、この記事では実売を書けません(後述)。
- 録画のこだわり/こだわりが薄い。B5のチューナー数は2で、C5とC6の3より少ないからです。
向かないのは、日中の明るいリビングがメインの人、地上波を丸ごと録りためたい人、そして高フレームレートのゲームを主目的にしている人です。ミニLED液晶と迷っている段階なら、先にミニLEDの寿命とデメリットを読むほうが早く決まります。
サイズと型番一覧
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| 型番 | サイズ | パネル呼称 | 発売時期 | 価格 | 公式ページ |
|---|---|---|---|---|---|
| OLED48B5PJA楽天 | 48V型 | 有機EL(方式名の明記なし=不明) | 未確認 | 未確認 | 公式 |
| OLED55B5PJA楽天Yahoo | 55V型 | 有機EL(不明) | 未確認 | 未確認 | 公式 |
| OLED65B5PJA楽天Yahoo | 65V型 | 有機EL(不明) | 未確認 | 未確認 | 公式 |
価格が3サイズとも「未確認」なのは、LGの日本向け製品ページに価格の可視テキストがないためです。ページ内の構造化データには数値がありますが、同じページに2つの数値が同時に存在してどちらが実売なのか判別できませんでした。価格.comでも該当の商品ページを特定できていません(2026年8月30日)。実売はオープン価格の扱いになるため、購入時点で販売店に確認してください。発売時期も公式ページに記載がなく未確認です。他メーカーと横に並べたいときは有機ELテレビ全機種一覧へ。
購入先
下の表は型番ごとの購入先です。価格は日々変わるので、購入時点の表示で確認してください。大型テレビは配送・設置条件(階段上げ・設置サービスの有無)が店ごとに違います。
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| 型番 | Amazon | 楽天市場 | Yahoo!ショッピング |
| OLED55B5PJA | — | 楽天で見る | Yahoo!ショッピングで探す |
| OLED65B5PJA | — | 楽天で見る | Yahoo!ショッピングで探す |
Amazonのアソシエイトとして、勇気ELは適格販売により収入を得ています。楽天市場のリンクもアフィリエイトリンクです。Yahoo!ショッピングのリンクもアフィリエイトリンクです。
型番ごとの最安値・前後の年式・買い替えの出口は型番ファインダーにまとめています。
情報の取得日: 2026年8月30日。価格・発売時期はメーカー公式と価格.comの当日表示にもとづく。
売り場で店員が言っていたこと
2026年7月に複数の量販店とメーカー売り場で相談した録音から、B5を検討するときに効く説明を抜き出します。最初は保証の話です。B5そのものを名指しした説明ではない点を先に断っておきます。
売り場(要旨)
有機ELは構造上、同じ映像を表示し続けると焼き付きが起こることがあります。LGのGシリーズはメーカー保証で購入後5年間の焼き付き保証が付きますが、Cシリーズは焼き付きの対象外です。
量販店内にある海外メーカー売り場の担当者の説明です(1か所のみの証言)。この説明にBシリーズは出てきません。Gが5年でCが対象外なら、廉価側のB5はどうなるのか。ここが読者にとって一番知りたい点のはずですが、店員談にもなく、B5の公式製品ページ3枚を検索した範囲でも「焼き付き」の語は1件も出てきませんでした。B5の焼き付き保証は未確認です。推測で埋めるより、そのまま書きます。テロップやゲームのHUDを長時間映す使い方をするなら、購入前にメーカー保証の条件と販売店の長期保証の条件を、口頭ではなく書面で確認してください。LGの保証まわりはLGテレビの評判と保証でも扱っています。
売り場(要旨)
国内メーカーと比べると、LGの有機ELは価格が安い部類に入ります。有機ELパネルの供給が限られるなかでLG系のパネルが大きいからです。ただしパネルが同じでも、映像エンジンや色の調整でメーカーの差は出ます。
同じ担当者の説明です(1か所のみの証言)。B5を検討する人の多くは「有機ELで安いもの」を探しているはずなので、この説明はそのまま効きます。ただし後半も一緒に読んでください。パネルが同じでも映像エンジンで差が出るなら、B5とC5の差は仕様表の映像エンジン欄に出ているということです。実際に別の表記になっていました(次章)。
店員(要旨)
明るいリビングで使うなら液晶のほうが合います。部屋が暗い環境で使うお客様なら有機ELのほうが良いです。
ある量販店の店員の説明です。別の量販店では「映画やライブなら色が出て映えるほう、ニュースやドラマならもう一方」という、見るものを軸にした言い方でした(2か所で一致。軸が明るさとコンテンツで違うため、同じ主張としては数えていません)。B5の3ページには、C6の全サイズとC5の一部サイズのページに出ている明るさ強化機能(Brightness Booster)の表記が見当たりません。部屋の明るさの条件は、B5ではより効くと考えたほうが安全です。
店員(要旨)
買い替えの対象モデルには、リサイクル料や収集運搬料がサービスになるものがあります。通常はリサイクル料と収集運搬料を購入時に先にお支払いいただきます。
同じ量販店の店員の説明です。この点はあとから訂正が入っていて、費用が無料になるのではなく、買い替え対象モデルの下取り差額として値引きされる形でした。処分費が発生するという構造そのものは、取材した2か所の売り場で共通しています(数字のない説明は数に入れていません)。ただし金額は店ごとに言うことが違い、どれも公式ページで裏を取れていません(未確認)。
公式スペックで確かめた点
B5の3サイズぶんの公式製品ページを取得して仕様表を確認しました(2026年8月30日)。同じLGの有機ELでも、B5とCシリーズの差は仕様表の複数の欄に出ます。
- 映像エンジン/「α8 AI Processor 4K Gen2」。C5は「α9 AI Processor 4K Gen8」、C6は「デュアルエンジン搭載α11 AI Processor 4K Gen3」です(OLED65B5PJA)。
- リフレッシュレート/120Hz。VRRは最大120HzでC5の144Hz・C6の165Hzには届きません。応答速度0.1ms以下、ALLM、G-SYNC Compatible、FreeSync Premium、Dolby Vision for Gaming(4K 120Hz)はB5にも記載があります。
- チューナー数/2。C5とC6は3です。裏番組を録りながら別の番組を見るような使い方をするなら、ここは事前に確認する価値があります。
- 音/3サイズとも2.0ch・実用最大出力20W(ダウンファイアリング方式)。C5とC6は48V型以上が2.2ch・40Wなので、素の音は差が付きます。AIサウンドの表記も「α8 AI Sound Pro(Virtual 9.1.2 Up-mix)」で、C5の11.1.2chとは別です。
- 入出力/HDMI入力4ポート(4K 120Hz、eARC、VRR、ALLM、QMS)。ただしeARCの割り当てはHDMI3で、C5とC6のHDMI2とは違います。サウンドバーをつなぐ端子を間違えやすいところです。USB端子2(USB2.0)、ヘッドホン出力1、有線LAN1、光デジタル1、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3。
- OS/webOS 25、付属リモコンはマジックリモコン(MR25)。C5と同じで、C6のwebOS 26より1世代前です。
寸法と質量(スタンド含まず)は、48V型 1070×620×45.9mm・11.5kg、55V型 1228×708×45.9mm・14.3kg、65V型 1449×832×45.9mm・17.1kgです。壁掛け金具の穴は3サイズともVESA 300×200。ここで見落としやすいのがスタンドの形で、B5のテレビスタンドは48V型が933×235mm、55V型と65V型が1057×235mmと、画面幅に近い横長です。C5とC6のスタンドは470×230mmの中央脚なので、同じ55V型でもテレビ台に必要な天板の幅がまったく違います。買う前に台の幅を測ってください。
公式ページで確認できなかったことも書いておきます。「焼き付き」の語は3ページとも0件(未確認)。「録画」「外付け」「HDD」の語も0件で、録画まわりの仕様は公式ページからは分かりません(未確認)。C5の一部サイズのページに出ている「LG公式オンラインショップで購入・製品登録すると保証期間を5年まで無料延長」という案内も、B5の3ページには掲出されていませんでした。掲出の有無はページごとに違うため、これも販売店で確認する項目です。
買う前の注意(寿命・引越し・処分)
寿命の目安は、取材した売り場でよく揃っていました。有機ELは7〜8年、液晶は10年前後という数字が、ある量販店とメーカー売り場の両方から出ています(海外メーカー売り場は「テレビ一般で7〜10年と言われる」という言い方でした)。3か所で方向が一致していますが、どれも「目安」「視聴時間による」という条件つきで、メーカーが公表した寿命試験のデータではありません。有機ELを6年使うと実際に何が起きるかは有機ELテレビを6年使った正直レビューにまとめています。
搬入は、B5の場合は本体よりスタンドの横幅が問題になりやすいシリーズです。梱包質量は48V型14.5kg、55V型19.5kg、65V型24.4kg、梱包サイズは65V型で1600×950×172mmでした。玄関と廊下の幅を測るのは他機種と同じですが、設置後にテレビ台からスタンドの脚がはみ出さないかを先に確認してください。引越しでの運搬の注意は有機ELテレビの引越しにまとめています。
処分は前章のとおり、リサイクル料金と収集運搬料が発生するという構造だけが売り場で共通していました。金額は未確認のままなので、この記事には書きません。下取りと買取のどちらが得かはテレビの下取りと買取の比較で扱っています。
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書いている人
篠原 直樹勇気EL編集部
体験、調査、メーカー公式の情報をもとに、読者が判断材料を整理できるよう記事をまとめています。誤りや古い情報を見つけたら、お問い合わせページからご連絡ください。
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